社交不安障害|杉並区 新高円寺 高円寺の心療内科・精神科|円メンタルクリニック

社会性不安障害(SAD)

社会性不安障害(SAD)は、人前で何かをする時に「他人の目が気になり過ぎて極度に緊張してしまう」「何か失敗をして恥をかいてしまうのではないかと強く思ってしまう」といった不安や恐怖から、顔が赤くなる、頭が真っ白になってしまう、声が出なくなってしまう、体や手が極端に震えてしまうなどの症状が出る病気です。

また、その状況から「逃げてしまう」「避けてしまう」という行動が、出社拒否や登校拒否に繋がり、社会生活に支障をきたしてしまいます。
そして、人前で何かをする時に緊張するのはごく普通のことであるため、逆に、性格や気持ちの問題と思い込み、心療内科・精神科を受診せずに長年悩みや苦痛を抱えて過ごしている方が少なくありません。

社会性不安障害(SAD)の治療は、主に抗不安薬を用いて脳の機能を調整する薬物療法と、不安を抱きやすい考え方を変える訓練や、不安の対処法、不安に慣れる方法を身に付ける訓練を行っていきます。尚、お薬の効果は飲み始めて1ヶ月程度で出てきますが、ここで油断して服用を止めてしまうと再発の可能性が高くなってしまいますので、自己判断することなく医師の指示に従ってお薬の服用は続けることが重要です。